明治37年頃の「信慶酒造場」会社案内
高田市の経済人・高橋慶治郎が経営していた頃の「信慶酒造場」の会社案内。
当時は多色刷りの印刷技術がなかったため、木版によるビラであった。
「信濃蔵」「東雲蔵」「旭蔵」「常盤蔵」の名が、明治時代を髣髴とさせる。
信慶酒造場の屋号の「やまたまる」の意匠も認められる。
銘酒「八ッ瀧」と「日本軍正宗」のポスター
こちらは、信慶酒造場の酒を紹介した2枚合わせのポスター。
手書きの絵を、丁寧に貼り合せている。
和装、日本髪の女性のイラストが、いかにもノスタルジックな雰囲気。輸出先の中国大陸でも、街頭に貼り出されたのではなかろうか。