菩提もと 【ぼだいもと】

奈良興福寺大乗院の末寺、菩提山正暦寺で1440年代に造られたと文献に残る良質な奈良酒「菩提泉」のこと。まず乳酸発酵を営ませ、乳酸賛成の下で雑菌の繁殖をおさえつつ、酵母を増殖させることにより、さらにアルコール発酵を促進させるという造り方。現在でもこの手法を取り入れている蔵がある。

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