全国新酒鑑評会 【ぜんこくしんしゅかんぴょうかい】
「独立行政法人酒類総合研究所」が主催する、日本酒の技術向上のためのコンテスト。当時は鑑評会で優秀な成績を収めた蔵元から酵母を採取し、それを培養して協会酵母を生み出すなど吟醸酒誕生に大きく寄与した。明治40年に日本醸造協会主催の「全国清酒品評会」を日本酒産業振興のために開催、翌年には「第1回全国新酒鑑評会」を開催した。戦後、「全国清酒品評会」は隔年秋季に主に秋に出荷されるひやおろしを対象として昭和25年(1950年)まで開催されたが終わり、毎年春に行われる「全国新酒鑑評会」が全国規模で酒の品質を比較する唯一の場として続いている。
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