ひやおろし特集
2023 年10月
秋の夜長 ひやおろしと共に心ゆくまで堪能を
ひやおろしとは
ひやおろしとはその昔、お酒を瓶に詰めて出荷する前の加熱殺菌は、大鍋にお湯を溜め、瓶ごと浸けて行っていました。中のお酒の温度が62℃ぐらいになるので、蔵人の手は熱で剥け大変でした。秋になると暑さも和らぎ、加熱殺菌をしなくても『冷や(そのまま)で出荷(卸し)』できるようになります。これが『ひやおろし』の語源です。穏やかな香り、滑らかな味コクは、秋の味覚と相性抜群。秋の夜長を、旬の食材と旬の日本酒をあわせて楽しんでみてはいかが?
今月の肴
地酒に合う料理長の厳選メニュー
黒毛和牛のすき焼き
肌寒くなる季節に
最高の黒毛和牛を使った、絶品のすき焼きです。 肌寒くなる季節にピッタリのお料理ですね。 ひやおろしの旨味と柔らかくとろけるお肉、 最高のマリアージュをご堪能ください。
鯛のお刺身
紅葉を楽しむ晩酌
愛媛県産の鯛のお刺身となります。 秋冬に旬の紅葉鯛、旨味が詰まっています。 日本酒とお刺身は本当によく合います。 紅葉を見ながら、秋の晩酌に。
サバの味噌煮
寒さに備えて健康を
食べ応えあるサバの味噌煮となります。 身は柔らかくホクホク、味噌の甘みも程よく、 さっぱりとしたひやおろしの口当たりとピッタリ。 たんぱく質やビタミンBも豊富で健康にも。
今月の地酒
今が飲み頃の地酒3銘柄をセレクト
奥飛騨 純米吟醸「秋あがり」
60%精米のひだほまれを岐阜G酵母が醸しました。旨味とキレを両立させた淡麗辛口純米吟醸酒。
岐阜県 奥飛騨酒造株式会社(旧髙木酒造)
銀盤 純米大吟醸播州50ひやおろし
定番の「播州50」を秋上がりさせ、濃厚(Alc.17%)でまろやかなバランスの取れたお酒として仕上がりました。フルーティーな香りに加え、上新粉や砂糖菓子のような上品な香り、秋上がりのコクのある程よい苦味とわずかな酸味が楽しめます。
富山県 銀盤酒造株式会社