「スペースゆう」は、梅錦を支持する人たちの会員組織で構成され、会員相互のコミュニケーションを深めるためのスペースとして、あるいはテイスティングルームの利用やギャラリーの展示などに関する情報提供などもおこなう、いわば梅錦ファンのための憩いの空間として提供されています。 ここに掲載するのは、これまで「スペースゆう」に展示された同社コレクションの一部です。
一尺二寸の大皿
柿右衛門作とみられ、絵が繊細なうえに白色が象牙色になっている。
小皿と酒盃
山川家の正月料理に使用されたもので、50人前ほど揃っているという。近隣の人々にも貸し出していたとの記録がある。
煙管と煙草盆
山川家に代々伝わる応接用の逸品。
掛け軸
「物外題す」とあるところから、物外和尚の作とみられる。この人は松山に生まれ、幼少より仏門に入ったが、資性剛毅にして磊落、修禅のかたわら剣道に秀で、かつ腕力の強きこと天下無双とまでいわれた。晩年、幕末尊攘の論盛んとなるや、決然起って勤王の大義を唱え、東奔西走の中、慶応3年11月、大阪に没したとされる。享年73歳。
角樽
角樽は梅錦の初代・山川由良太が使用したものといわれている。
指樽
バラース通りの中庭
1922年(ユージェーヌ・アッジェ)
馬車の上の裸婦
1911~13年(E.J.ベロック)
三等船室
1911年(アルフレッド・スティーグリッツ)