生貯蔵酒特集
2020 年6月
暑さの和らぎが生む冷やおろしで秋の香りを味わう
生貯蔵酒とは
生貯蔵酒とはもろみを搾った後、<火入れ>をせずに生のまま貯蔵したお酒です。火入れは酒の中にある酵母の働きを止めたり、殺菌をするための工程で、貯蔵する前と瓶詰め前の2回が通常ですが、生貯蔵酒は瓶詰め前の1回のみ行います。そのため、香りが華やかに広がり、爽やかなのど越しです。フレッシュな味わいが魅力なので、手に入れたら早めに飲むのがベスト。蒸し暑いこの時期、キュッと冷やした生貯蔵酒で涼をとって。
今月の地酒
今が飲み頃の地酒3銘柄をセレクト
飛騨自慢鬼ころし 吟醸紀行
すっきりとしたのどごしのやや辛口の純米吟醸。
愛知県 盛田株式会社
鳴門鯛 吟生
酒造好適米を58%まで精米し、丹精込めて醸造しております。生貯蔵酒特有のフルーティーな味わいをお楽しみ下さい。
徳島県 株式会社本家松浦酒造場