吟醸酒特集
2019 年8月
吟醸酒で忘れられない葉月の夜を
吟醸酒とは
吟醸酒とは、原料のお米を60%以下まで精米し、低温発酵させた香味豊かなものを指します。精米歩合を高めることにより、お米に含まれるお酒つくりに不要な成分(糠)を削り落とすことができます。普通酒では70%くらいの精米歩合です。また、吟醸酒の中でも特に50%以下まで精米したものを大吟醸と呼びますが、鑑評会への出品酒などでは精白35%(65%が糠)というものもあります。食前や食後に、この洗練されたフルーティな香りを嗜しもう。
今月の肴
地酒に合う料理長の厳選メニュー
シマアジの造り
地酒のための旬のお刺身
香川県産、旬のシマアジ。辛口でキレのある吟醸酒に合う、お刺身として調理しました。
キビナゴの南蛮漬け
夏の夜によく合う味わい
長崎県産のキビナゴを南蛮漬けに。夏の暑さにとっても合います。口の中での吟醸酒との相性も抜群。
鱧の白焼き
食感のコラボレーションに酔う
味ある鱧を塩だけで炭火焼き。ふわふわの身をきゅうりを一緒に、お好みでわさびかすだちを付けて。
今月の地酒
今が飲み頃の地酒3銘柄をセレクト
麗香司牡丹
原料米に北錦を使用し、酵母は高知を使用した淡麗辛口吟醸酒。
高知県 司牡丹酒造株式会社
特選國盛 吟醸生貯蔵酒
爽やかに薫るフルーティな吟醸香と優しく心地よい飲み口が特徴です。やや辛口で芳醇な味わいとキレの良さが様々なお料理と相性よくお楽しみいただけます。
愛知県 中埜酒造株式会社