生貯蔵酒特集
2019 年6月
暑い初夏には 旬の料理と生貯蔵酒
生貯蔵酒とは
生貯蔵酒とはもろみを搾った後、<火入れ>をせずに生のまま貯蔵したお酒です。火入れは酒の中にある酵母の働きを止めたり、殺菌をするための工程で、貯蔵する前と瓶詰め前の2回が通常ですが、生貯蔵酒は瓶詰め前の1回のみ行います。そのため、香りが華やかに広がり、爽やかなのど越しです。フレッシュな味わいが魅力なので、手に入れたら早めに飲むのがベスト。蒸し暑いこの時期、キュッと冷やした生貯蔵酒で涼をとって。
今月の肴
地酒に合う料理長の厳選メニュー
夏野菜のかき揚げ
さっぱりと美味しい夏野菜
ミニトマト、アボガド、ナス、カボチャ、玉ねぎといった代表的な夏野菜のかき揚げとなります。塩味で味付けがしてあり、そのままでも天つゆでも。
落とし鱧
新鮮な鱧が地酒で踊る
和歌山県産の天然の新鮮な鱧。伝統的な煎酒にてお召し上がりください。お酒がとっても合いますよ。
いずみ鶏の炭火焼き
初夏を乗り切る翼になる
ボリュームある鹿児島県ブランドのいずみ鶏。初夏らしく実さんしょうの佃煮が上に乗っており、食べやすさに味わいが身に染みてきます。
今月の地酒
今が飲み頃の地酒3銘柄をセレクト
鳴門鯛 吟生
酒造好適米を58%まで精米し、丹精込めて醸造しております。生貯蔵酒特有のフルーティーな味わいをお楽しみ下さい。
徳島県 株式会社本家松浦酒造場
飛騨自慢鬼ころし 吟醸紀行
すっきりとしたのどごしのやや辛口の純米吟醸。
愛知県 盛田株式会社