大吟醸特集
2019 年1月
新しき年を祝う、大吟醸と至極の肴
大吟醸とは
大吟醸酒とは精米歩合50%以下の酒米を使用した日本酒。醸造アルコールを用いた「本醸造系」と、米の旨みを生かした「純米系」に分けられます。精米歩合60%以下の吟醸酒に比べると、米の芯に近いところを使うので、味わいはよりフルーティで香りも華やか。蔵人の力を結集し、最高の酒米を極限まで磨き上げて作るため、数量を限定して生産する蔵元も多く、その希少性の高さと味のレベルの高さから”地酒の最高峰”とも言われています。
今月の肴
地酒に合う料理長の厳選メニュー
あなごの八幡巻き
濃厚なタレの旨味と軽く柔らかな大吟醸の饗宴
しっかりタレが染み込んだごぼうをあなごで八幡巻きにしました。ふわっと肉厚な愛媛県産あなごの身に甘辛のタレがしっかりと絡まりふりかけた山椒がピリっとアクセントになります。大吟醸の羽衣のような柔らかな香りがしっかり味の八幡巻きを包み込む至極の一品です。
石鯛のお造り
素材の味をそのまま愉しむ、王道の肴
新鮮な石鯛は鹿児島県産。脂がのった身はコリコリとした噛みごたえのある触感が特徴です。まろやかに広がりやさしい大吟醸の甘みは、石鯛の風味をより豊かにします。大吟醸と交互にいただきたい新鮮な一皿。
あじフライ
しっかり食べ、上品に飲む。
肉厚でボリューミーな長崎県産のあじフライです。かじりついた瞬間衣がサクっと乾いた音をたて、内側にはあじのふっくらとした食感。あじフライにかける自家製ソースには出汁が入り、より豊かな深みを演出します。大吟醸の上品な後味とマッチするお料理です。
今月の地酒
今が飲み頃の地酒3銘柄をセレクト